『石の花』『あっかんべェ一休』がフランスで出版!
KADOKAWA版『石の花』復刊に続いて嬉しいお知らせです!
『石の花』『あっかんべェ一休』が、フランスでも出版されることになりました。『石の花』1巻が来年2022年秋頃の刊行予定で、『あっかんべェ一休』1巻が2023年1月頃の刊行予定。以降半年に1冊くらいのペースでリリースとのことです。
版元はフランスの「VAGATOR PRODUCTIONS」。[Revival]というコミックレーベルから出版となります。[Revival]は世界各国のバンデシネやコミックスを集めたコレクター向けの豪華なレーベルで、坂口尚作品が日本から初のラインナップ入りとなります。ヴァンサン・ベニエール、ドミニク・ヴェレが、レーベルのディレクターを担当。
VAGATOR PRODUCTIONSは「カイエ・デ・ラ・バンデシネ Les Cahiers de la BD」という、1960年代から続くBDレビュー誌を出版していることで評価を得ています。
上の画像は、1997年頃にフランスのグレナ社のレーベルから出版され『石の花』のVol.1〜3。
坂口尚の海外版の書籍は1990年代〜2000年代に、『Version』『あっかんべェ一休』『石の花』の3作品が正規に翻訳出版されていましたが、諸事情でフランス語版『石の花』(グレナ社)は3巻までしか出ていませんでした。今回は5巻完結まで、初の完全版としてフランスで出版されることとなります。これを機に坂口尚の新しいファンが世界に広がればと願います。