『石の花(KADOKAWA版)』2022年1月20日発刊です!

まもなく発刊されるKADOKAWA版『石の花』。その見本誌が手元にきました!
作り込まれた美しいデザインの表紙で、タイトル文字にインパクトあります。そして高精細&クオリティ高い原画スキャンと印刷。単なる復刊ではなく、坂口尚の名作が新たな形で蘇ったと感じます。

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これまで何度か復刊を重ねてきた『石の花』ですが、今回の判型はB5変形=240×170mm。これまでの既刊単行本、講談社愛蔵版や光文社版よりもひと回り大きなサイズとなります。実際の本で見比べてみるとその違いは大きくて、坂口尚の絵の魅力が一層引き立ってます。既刊単行本をお持ちの方にとっても、今回の『石の花』はこれまでとは違う魅力を感じるかと思いますので、ぜひたくさんの方に手に取っていただきたいです。

ちょっと補足説明させていただくと、これまでにebookjapanやAmazon等で配信されていた電子書籍版の『石の花』は、潮出版社「希望コミックス」の単行本(1984年~86年刊)を元にしたもので、1988年に大幅加筆(約1400ページ)して刊行された新潮社版『石の花』とは主に作画において大きく内容が異なっています。以後に出版された「講談社漫画文庫版」「講談社愛蔵版」「光文社SIGNAL版」は、いずれも「新潮社版」を底本としていて、今回のKADOKAWA版も「新潮社版」を底本としています。「希望コミックス」と「新潮社版」では、読後の印象が若干異なりますので「希望コミックス版」で既読の方にも、今回の復刊に興味持っていただけたら幸いです。

1〜3巻が1月20日、4〜5巻は2月20日に発売。電子書籍版も同時リリースされます。書店やネット書店で予約始まってますので、ぜひよろしくお願いします!