Revival版『石の花』が届きました!

Revival版『石の花』1巻の見本が届きました! なんと美しい本。重厚な存在感。いや、これは本当に想像以上に素晴らしい仕上がりで…。この本の制作に携わった方々が、並々ならぬ熱意で丁寧にこの本を制作していただいたのが伝わってきます。

本文の紙質も手触りよく、ベタ面はしっかりと黒々刷られています。1997年頃にグレナ社のレーベルから出版された『石の花』は、フィルムからの製版だったので描線が細ってしまっていて全体的に白っぽい画面になっていましたが。今回の本では、坂口尚の本来の原画の描線が再現されています。

何より特筆すべきはこの大きさ! 今年復刊されたKADOKAWA版『石の花』(170×240mm)よりも、さらにひと回り大きなサイズ(210×280mm)。この大きな判型の『石の花』を開くと、ページをめくる度に坂口尚の絵の魅力に圧倒されます。

美しい大判の本で、再びフランスで復刊された『石の花』。ぜひたくさんの方に、実際に手に取っていただきたいです!