アングレーム国際漫画祭2023「遺産賞」に、坂口尚『石の花』がノミネート!
2023年1月末に開催の仏アングレーム国際漫画祭「遺産賞」の候補作品として、坂口尚『石の花』がノミネートされました! 「アングレーム国際漫画祭」のオフィシャルサイトに、「遺産賞」候補となる7作品が掲載されています。
「アングレーム国際漫画祭」は、フランス南西部の小都市アングレームで毎年開催されているヨーロッパ最大の漫画祭の一つ。開催期間中、見本市、サイン会、展覧会、講演やワークショップなどのイベントが開催され、世界中から大勢の来場者で賑わうそうです。アングレームの「遺産賞」は、これまでに日本人の作家から、楳図かずお(2018年)に、上村一夫(2017年)、水木しげる(2009年)が受賞しています。
あくまで「候補作品」の段階ではありますが、世界の舞台で『石の花』を取り上げていただけるのは本当に光栄なことですし、私たちにとってはこの上なく嬉しいニュースでした。アングレーム国際漫画祭の各賞に作品がノミネートされると、それを示すシールが貼られて書店に並ぶそうです。これを機に坂口尚の作品を手に取ってくださる方が増えるのであれば、もうそれだけで満たされた思いです。坂口尚も、きっと天国で喜んでいると思います。
「アングレーム国際漫画祭2023」は、来年2023年1月26〜29日に開催されます。
「遺産賞」にノミネートされた『石の花』の紹介ページ。
https://www.bdangouleme.com/selections-officielles-2023/album/85